FOTOFARM信州 風景情報バックナンバー
01月21日
1月21日撮影日記
ハクチョウ (安曇野市穂高 狐島)
am7:40 「狐島」到着。 晴れ。
ただし、太陽近くに低い薄雲あり 、光の状態良くない。
白鳥まだ数羽。今日の飛来は遅めのもよう。
時折、数羽づつ飛来あり。
水田に張られた水を氷がおおっているので降りにくそうだ。
am8:10 飛来頻繁になる。
大きな群れは見られず、小群れで次々飛来。
空は快晴なのだが光の状態悪く、ほとんどを見逃して、
イメージトレーニングに専念する。
時々光の来た時だけ拾い撮り。
am9:30 飛来、ほぼ終了。
総数はいつもより少なめに感じる。
ハクチョウと北アルプス
ハクチョウと有明山
01月19日
1月19日撮影日記
御宝田遊水池白鳥数 (安曇野市明科御宝田遊水地 )
犀川白鳥湖白鳥数と安曇野全体の白鳥数 (安曇野市豊科犀川白鳥湖)
すでに昨シーズンの倍を超え、記録を更新し続ける安曇野のハクチョウ数。
ハクチョウの写真を撮るためのシャッターチャンスは飛躍的に増えた。
安曇野のハクチョウは他地域のハクチョウと比べ、汚れが少なく白が際立っている。
これは生息環境によるものと思われる。
彼らは、短くても3月中旬、長ければ4月中旬ごろまで、ここで越冬している。
ハクチョウ (安曇野市穂高 狐島)
ハクチョウ (池田町 鵜山)
ハクチョウ (安曇野市豊科犀川白鳥湖)
犀川白鳥湖 ↓
ヒドリガモ♂ ヒドリガモ♀
犀川白鳥湖と御宝田遊水池では、ハクチョウ以外にも色々な野鳥に出会える。
オナガガモ♂
スマートな体に、長い尾が目印のオナガガモのオス。(メスの尾も多種に比べると長め)
キンクロハジロ♂ キンクロハジロ♀
黒と白の体に黄色い目で、ひょうきん顔のオス。
茶系のグラデーションと模様だけで渋くまとめた体に黄色い目で、悪役顔のメス。
ホシハジロ♂
黒と灰色の体に赤茶の頭部で識別しやすい。でも、この鳥の最大の特徴は真っ赤な目。
マガモ♂
マガモのオスの頭部は、光線の角度で驚くほど違った発色を見せる。
01月15日
1月15日撮影日記 第2部
道祖神祭り (野沢温泉村)
左・20:40 会場到着。すでに火元の火は勢いよく燃え上がっていた。
右・火元の火をたいまつに移した村の衆が、攻撃のために集結した。
社殿の上部に陣取った42歳の厄男たちが、たいまつを持つ男たちを挑発している。
火の攻撃から社殿を守るため、社殿の基部を囲むようにして身構えているのは
25歳の厄男たち。
「いくぜーっ」
の掛け声とともに、第一波のたいまつ集団が社殿に押し寄せる。
バシーッ、ズドッ、火の粉が飛び散る、たいまつが飛び散る、
人間も飛び散る。
たいまつの火で、バシンッバシンッと守り手の頭をひっぱたいて
いる奴もいれば、まともに火を押し付けるバカもいる。
殴り合いが始まる。
酒に酔い、火に酔い、声援に酔った男たちの狂気の祭りだ。
なんとか第一波を退けたと思ったら、すでに第二波のたいまつ隊が集結している。
「いくぜーっ」
この攻防はエスカレートしながら一時間ほども続く。
担架で運び出される男もいる。
救急車のサイレンをよそに「手締め」が行われ、社殿に火が入れられる。
昇り竜のような火が社殿にからみつく。
額と両手が痛い。熱さを通り越して痛い。
眉から下の顔面は手とカメラにガードされているので耐えられる。
「カメラが燃えるーっ!」
どこかのテレビ局のカメラマンが叫びながら走っていった。
胸ポケットに入れたポジフィルムに手をやると、異常に熱い。
あわてて尻のポケットに移動する。
屋根の一部がドオッと焼け落ちてきた。
シャッターを切りながら、後ろを向いて熱風をかわす。
男たちが社殿の炎に「初灯篭」を差し掛ける。
垂らしを伝わって、男たちの周囲まで火が走る。
社殿が一気に崩壊。
シャッターを切ったのと同時に、爆風にみまわれた。
炎の中に、長さ20メートルと聞くブナの木だけが数本立っている。
祭りはなお続いていたが、人混みをすり抜け広場を後にする。
雪に額を押し付け、ありったけ冷やしてから帰路に着く。
1月15日撮影日記
ハクチョウ 狐島 (安曇野市穂高)
高校受験を控えた息子のコウスケを、気分転換と称して撮影に連れ出した。
写真に無関心で、カメラに触れようともしない彼は、仕方なくついてきた風だ。
am.8:00 狐島到着。ハクチョウ数百羽、すでに飛来の大半は済んでしまった様子。
雲が多く光の状態は良くない。北の風だが寒さは緩んでいる。
北に向かい飛び立ってゆく群れ多し。
おそらく池田町の「鵜山」に向かうものと思われる。
我々も「鵜山」に向かい移動する。
10分足らずで「鵜山」到着。
時折飛来する群れを、私がポジで、コウスケがデジタルで迎え撃つ。
昨夏、中央アルプス千畳敷で山の撮影をしたのが初体験の彼は、
今朝の撮影が2度目。
写真は「撮るのも撮られるのも嫌いだ」と言う彼は、普段、いくらけしかけても
カメラに触れようともしない。
何はともあれ、今日のブログには彼の作品を借りるしかないのだが。
以下の5点・上條光亮氏提供